2024.02.09 【日刊酪農乳業速報】紙パック処分めぐり学乳制度離脱相次ぐ・大阪
牛乳の紙パックの処分を巡り、大阪府の自治体では、国の学校給食牛乳制度の枠組みから離脱し、独自に学乳を調達する動きが相次いでいる。
背景には、学乳制度の下、府内の小中学校に牛乳を供給している事業者（大阪府牛乳協会の会員乳業）の学乳容器が2022年度から、ビンから紙パックへ全面的に切り替わったことがある。
それまでは、牛乳を供給している事業者が、サービスで紙パックを回収していたが、乳容器の切り替えをきっかけに、大阪府牛乳協会が、牛乳の紙パックの処分は、各学校で対応するよう求めた。
そこで2022年度以降、学乳制度を外れ、独自に学乳を調達する自治体が相次いでいる。
関係者の間では、「給食における食育の観点で問題があるのではないか」、「自然災害等で不測の事態で学乳を供給できなくなった場合、代わりの牛乳の確保が難しくなるのではないか」と懸念もある。
詳細は、下記URLのPDFよりご覧ください。
●引用・ご提供：日刊酪農乳業速報 2024年1月25日(木)P1、2：
/_files/_ck/files/240125%E9%85%AA%E8%BE%B2%E9%80%9F%E5%A0%B1P1_2%E7%B4%99%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E5%87%A6%E5%88%86%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A%E5%AD%A6%E4%B9%B3%E5%88%B6%E5%BA%A6%E9%9B%A2%E8%84%B1%E7%9B%B8%E6%AC%A1%E3%81%90%E3%83%BB%E5%A4%A7%E9%98%AA.pdf
●参考：農林水産省「牛乳でスマイルプロジェクト」：
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/gyunyu_smile.html
