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2020.09.08 【文部科学省】「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』~」を改訂(2020.9.3 Ver.4)

文部科学省は2020年9月3日付で「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』~」を改訂しました。

学校が本格的に再開し始めた6月1日から8月31日までの間、児童生徒1,166人、教職員194人、幼稚園関係者83人の感染の報告があったと掲載されています。

また、児童生徒の感染状況について、感染経路は「家庭内感染」が半数以上である56%(1,166人中655人)で、特に小学生では、75%(428人中323人)を占めています。 一方、「学校内感染」は全体で計180人(15%)の報告があり、事例としては31件としています。

その他、主な改訂箇所は下記の通りです。

1.データやその分析の更新児童生徒や教職員等の感染状況やその分析について、前回集計時点(6月1日~7月31日報告分)に、8月の感染状況及び同一の学校において複数の感染者が確認された事例の件数とその分析を追加。
2.地域の感染レベル(1~3)について、新型コロナウイルス感染症対策分科会の提言による分類(I~IV)との対応関係を整理
3.富岳のシミュレーション結果として、教室内の換気効率について紹介
4.フェイスシールドの活用について留意点を追加
5.部活動における大会への参加や、練習試合、合宿等に当たって留意すべき点等を追加
6.寮や寄宿舎における感染症対策を充実実際の感染状況を踏まえ、「第6章寮や寄宿舎における感染症対策」を新たに追加し、寮や寄宿舎における感染症対策を具体的に記載。(居室や共有スペースにおける感染症対策や感染者が発生した場合の対応等)

文部科学省は、学校における新型コロナウイルス感染症対策の考え方について、これまでの事例からみる限りでは、学校関係者に感染者がいたとしても、本マニュアルにしたがって感染症対策を行っていた場合には、学校内で感染が大きく広がるリスクを下げることができると考えられるとしています。

 

○新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(文部科学省ホームページへリンク)
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html

〇学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00029.html

 

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