2019.02.06 第8回健康都市連合国際大会で大会最多の5つのカテゴリーでアワード受賞、静岡県袋井市
平成30年10月17日~19日にマレーシアで開催された健康都市連合国際大会において、袋井市が5つのアワードを受賞しました。
延べ52都市・団体からの論文応募があった中、5つのカテゴリーでの受賞は今大会最多となります。
健康都市連合(AFHC)とは、都市の住民の健康を守り推進することを目的に、WHO西太平洋地域を中心とした健康都市に取り組む都市間ネットワークであり、平成15年に発足した組織です。
第8回目の国際大会では、健康都市連合の会員である地方自治体、政府、NGO、民間組織等が、市民の健康を促進・維持するために、意見交換及び優れた取組に対して表彰する場として、
「私たちのまち、私たちのSDGs、私たちの歩み」を大会テーマとして開催されました。
袋井市がWHO(世界保健機関)表彰のベスト・プラクティス賞を受賞した2論文のうち、『生産者が参加する食育活動と学校給食を活用した健康的食習慣の推進について』では、将来にわたる食生活の基礎を定着させ生活習慣病予防を推進するため、安心・安全な地場産農産物を活用した「学校給食による食育」について報告されており、地場野菜を活用した児童の野菜摂取量の増量や地域経済の活性化、食物アレルギー対応給食の提供、食を通じた学びや地域とのつながりを通じた取組等について詳述されています。また、「学校給食による食育」では、栄養教諭等による給食時間の指導のほか、献立表や給食だよりなどによる家庭への食育効果についても記述され、日本の学校給食についての取組が、高く評価されました。
なお袋井市教育委員会は、文部科学省平成30年度社会的課題に対応するための学校給食の活用事業の委託先として、平成31年1月30日に文部科学省で行われた、平成30年度学校給食・食育総合推進事業事例発表会において、研究開発テーマの「地産地消への取組」と「食品ロスへの対応」について、発表を行いました。
静岡県袋井市プレスリリース「第8回健康都市連合国際大会で5つのアワードを受賞5つの受賞は、今大会最多」
http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/12/20191030_01.pdf
静岡県袋井市 地方創生・やらまいか通信vol.157 平成30年10月31日 袋井市総合戦略室発行
http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/99/yaramaikavol.157%20.pdf