理事長ごあいさつ

子供たちの健康増進に
なくてはならない学校給食を

当協会は昭和35年に設立され、平成23年に公益財団法人に移行しておりますが、一貫して設立の趣意である「学校給食を通して、大切な子供たちのこころとからだの健康をまもる活動」を実施しております。

近年、食生活を取り巻く社会環境の急激な変化により、子供たちの偏った栄養摂取・生活習慣の乱れ・肥満・痩身傾向等が指摘されるようになって、学校給食の果たす役割はますます重要性を増してきました。

このような状況の下、子供たちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていく為には何よりも食の指導を推進することが重要とされ、平成17年に食育基本法が施行されて以降、関連する様々な法的整備が進められているところです。

当協会はこのような経緯を背景に設立趣意に基づいた食育推進事業の一例として、学校における食育推進の中核として最も重要な役割を担う栄養教諭・学校栄養職員の取組や資質向上のための支援をしており、一連の活動を通して、子供たちの健康増進になくてはならない学校給食の普及と充実に向けて取り組んでいます。

当協会の取組が、将来を担う子供たちの心身のすこやかな成長に貢献する活動として、関連する方々や社会のお役に立つことができれば幸いです。