書籍のご案内

子供たちの健康につながり、
現場で役に立つ書籍をご紹介します。

「人間栄養学とジャパン・ニュートリション
-ひとの栄養改善への道のり-」

<公益社団法人 日本栄養士会会長 中村丁次 著>

(前略)日本は、明治維新以降、近代国家の建設を目指し、「富国強兵」、「殖産興業」を掲げ、優秀な人材を養成するために栄養・食生活の改善に取り組んだ。(中略)「栄養政策」と「栄養改善の人材養成」を国の重要課題として取り組んだ。学校に行けば、栄養士が作成した献立による給食が普通に出て、病院では3食の食事が提供され、企業の食堂では健康な食事が用意され、全てのライフステージで栄養にアクセスできる社会を作った。この日本の栄養(Japan Nutrition)を、世界の誇るべきモデルにすべきだと思っている。
 しかし、この仕組みが簡単にできたわけではない。(中略)本書は、日本の栄養の歴史を紐解きながら、人間による、人間のための栄養の在り方を記述した。

第一出版 親書判 112ページ2024年7月発行
1,540円(税込)

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「臨床栄養学者 中村丁次が紐解く
ジャパン・ニュートリション
日本の栄養の過去・現在、さらに未来に向けて」

<公益社団法人 日本栄養士会会長 中村丁次 著>

(前略)栄養が導入された明治維新から約150年、栄養学の研究、教育、実践が始まって約100年、このような節目の時に、国家に貢献した領域として「栄養」が認められたことに大きな意義を感じた。(中略)栄養の欠乏から脱却し、過剰問題へと変化し、さらに健康寿命の延伸へと激しく動いた「日本の栄養(Japan Nutrition)」の体現者の一人として、この本を書き残すことを決心した。この本により、多くの人々が栄養を理解し、その価値と面白さに気づき、栄養関係者が誇り自信を持ち、これから学ぼうと思っている人には、勇気と元気が出る本にしたいと考え、書き続けた。ぜひ、読んで頂きたいと願っている。(後略)

第一出版A5判 222ページ2020年8月20日発行、2024年4月改訂
2,750円(税込)

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「新 現場で役立つ ラクラク成長曲線」

成長曲線の種類、目的などの解説から、子どもの成長・発達のなかで成長曲線をどのように理解して、どう活用していくのかについて、乳幼児身体発育曲線や0~17.5歳の体重・成長曲線を用いた豊富な症例を挙げて、解説されています。子どもの健康状態を確認し、病気や異常を発見するためにすぐに役立つ知識が満載です。

<十文字学園女子大学教育人文学部 加藤則子編集>
成長曲線から子どもの健康を意識し、病気や異常を見つけていくために、様々な症例をあげ、参考にしていただけるように工夫しました。

<日本赤十字北海道看護大学臨床医学領域 伊藤善也編集>
子どもたちを見守る際には、専門家としての知識や経験が重要ですが、これまでに蓄積された小児医療・小児保健の知見を基にして、補助的な道具としてさまざまなものが開発されてきました。その中の重要な一つが成長曲線です。

ひとりひとりの親や保護者に、そして子ども自身に対して、成長曲線を正しく活用していただくために、本書がそのお役に立てることを願って...(後略)。

診断と治療社 B5判 157ページ2023年8月発行
3,500円(税抜)

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