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学校給食・食育関連情報

2025.03.07 フードバンクに認証制度 消費者庁

消費者庁では、包装の印字ミスや賞味期限が近いなど、食品の品質には問題ないが、通常の販売が困難な食品・食材を企業から引き取り、子ども食堂や福祉施設などへ無償提供する「フードバンク」と呼ばれる団体・活動に対して認証制度を設けます。

国は食品ロス対策として、フードバンクへの食品提供は税制上も全額損金処理を可能にするなど活動を後押ししていて、食品の取扱量も年々増えているものの、食品業界からは目的以外への流通や食中毒などのリスクを懸念する声もあります。そこで認証制度を導入することで、食品寄付活動への社会的信頼性を高め、企業などからフードバンクへの寄付活動の拡大を目指します。

認証制度では、提供食品の情報管理、品質・衛生管理、流通管理、保険加入などの項目で審査が行われ、適切な管理が認められれば認証団体として公表されます。

2025年度からは大口のフードバンクを対象に実証実験を行い、2026年度からの本格運用を目指します。

 

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