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2021.08.12 【早寝早起き朝ごはん全国協議会】「早寝早起き朝ごはん」の効果に関する調査研究結果の公表

「早寝早起き朝ごはん」全国協議会では、子供の頃に「早寝早起き朝ごはん」といった規則正しい生活を送っていた人が大人になってからどのような資質・能力※を身につけているのかを明らかにすることで、子供の頃の基本的生活習慣の確立の大切さを示す基礎資料を得ることを目的とし、「『早寝早起き朝ごはん』の効果に関する調査研究」をを行っています。
この度、その結果が公表されました。

結果の概要は下記の通りです。

結果1
子供の頃「早寝早起き朝ごはん」という規則正しい生活を送っていた人ほど、大人になった現在の資質・能力が高い傾向がみられる。また、年代別にみると、年代が若いほど相関関係が強かった。

結果2
子供の頃朝の活動(朝活)をよく行っていた人ほど、大人になった現在の資質・能力が高い傾向がみられる。また、年代別にみると、30代以下の方が40代以上より相関関係が強く、特に20代以下の朝活をよく行っていた人は資質・能力の高い割合が多かった。

結果3
子供の頃自然体験や動植物とのかかわりなどの体験活動をよく行っていた人ほど、大人になった現在の資質・能力が高い傾向がみられる。特に20代以下については、資質・能力の高い割合が多かった。

結果4
子供の頃の体験活動の質(遊びっぷり、付き合いっぷり、食べっぷり)が高かった人ほど、大人になった現在の資質・能力が高い傾向がみられる。

結果5
子供の頃「早寝早起き朝ごはん」という規則正しい生活を送っていた人ほど、家庭の経済状況に関わらず、大人になった現在の資質・能力が高い傾向がみられる。また、親から生活習慣に関するしつけを受けていた人ほど、家庭の経済状況に関わらず、大人になった現在の資質・能力が高い傾向がみられた。

結果6
子供の頃「早寝早起き朝ごはん」という規則正しい生活を送っていて、体験活動をよく行っていた人ほど、家庭の経済状況に関わらず、大人になった現在の資質・能力が高い傾向がみられる。

※大人になった現在の資質・能力
・体験を通して得られる資質・能力(自尊感情、共生感、意欲・関心、規範意識、人間関係能力、職業意識、文化的作法・教養、へこたれない力)
・生活習慣(睡眠習慣、食習慣、運動習慣)
・仕事や家庭などでの状況(身体的・精神的健康、仕事、家庭、朝の活動、ボランティア活動)
・子供へのしつけ
(全体版の報告書P3 5.本調査研究で使用している用語の説明 2)「大人になった現在の資質・能力」について 参照)

 

「早寝早起き朝ごはん」の効果に関する調査研究 結果の詳細は、下記URLよりご覧ください。
(独立行政法人国立青少年教育振興機構のホームページにリンク)
https://www.niye.go.jp/about/report_list/75660867960875c94b892620210427093636.html

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